LCC(ローコストキャリア)とは、効率化や簡素化されたサービスによって、格安な運賃を実現した航空会社のことです。日本でもピーチ、ジェットスター、エアアジアなど、多くのLCCが就航していますね。

しかしながらこのLCC、どうにも座席が狭くて困ったもんです。シートの横幅も狭ければ、足元のスペースもありません。大き目の人がとなりに座ったりしたら、とっても窮屈な思いをします。

国内なら長くても3時間程度なので何とかがまんもできますが、国際線となると・・・
苦痛以外の何ものでもありませんよね。

でも、高いお金は払いたくない・・・
どうするか?

1000~2000円程度の追加費用を払えば、快適な座席を確保することができます!

この記事では、私がいつも指定する、とっておきの座席をご紹介します。

特等席は1つの機材に2座席しかない

LCCでもお金さえ払えばビジネスクラスになりますし、足元が広い座席を選択することもできます。しかしながら、その追加費用は(行き先にもよりますが)通常5000円~数万円かかります。

ところが、1000~2000円程度の追加費用で快適に過ごせる座席が、1機あたり2座席だけあります!

それはどこかと言うと、ズバリここ!
この飛行機の場合、40Cと40Hです。

ズバリ機体後方の2列席通路側!

上の図はスクート(シンガポールのLCC)の成田~シンガポール線の例です。
飛行機の後部は先細りとなっているため、後部座席の席数は前方よりも少なくなっています。

40Cと40Hは3列から2列に切り変わる境目なので、下の写真のように通路側に広いスペースがあるのです。

この席のメリット

写真の矢印の席が40Cです。
ここは39Bと39Cのちょうど後ろにあたるので、右側に大きなスペースがあります。

この席のメリットをまとめてみましょう。
● 右側のスペースは通路の扱いだが、人はほとんど通らない
● LCCの通路は狭いので、普通の通路側席だと人が通るたびに体が触れることが多いが、40Cはその心配がない
● 通路側に足を放り出しても踏まれない
● その結果、よく眠れる
● 39Cの後ろに付いているシートポケットを自由に使える
● 39Cの下にも荷物を押し込むことができる
● 1席少ないので上部の収納スペースにも余裕がある

どうです?
メリットがたくさんありますよね。

なお、40Cと40Hは左右対称の位置関係なので、まったく同じメリットを享受できます。

コスパ最強

この成田~シンガポール線の場合、上の座席表で黄色のシートの座席指定料金は6600円です。
(路線や時期によって価格は変動します)

40A, 40C, 40H, 40K, 41A, 41C, 41H, 41Kは1800円。
青色の席は1000円です。

無指定の場合、追加料金はかかりませんが、通路側や窓側の指定はできません。

この差をどう考えるかは人それぞれですが、私は黄色の席よりも40C, 40Hの方が、はるかにコスパが良いと思っています。
なので迷わず1800円を払って、さっさと快適さを確保しちゃいます。

セカンドベストはどこ?

40Cまたは40Hがベストですが、1列後ろの41Cまたは41Hにも通路側にスペースがあります。
40Cまたは40Hが埋まっている場合は、41Cまたは41Hを選択しましょう!

どの機材もたいてい同じ配列

上の例はボーイング787という機材ですが、LCCの場合どの飛行機もたいてい同じような配列になっています。

この機材では40Cと40Hが特等席ですが、飛行機のサイズが変われば、当然ながら特等席の座席番号も変わります。
肝心なのは機内後方の3列席から2列席に切り替わるところの通路側を選択することです。

特に海外路線で長時間の飛行となる場合は、少しだけ余分にお金を払って、快適さを手に入れるのもアリかと思います。

まとめ

価格は安いけど、座席がとっても窮屈なLCC。
お金さえ払えば解決する問題ですが、できるだけ低コストで快適さを確保したいものですよね。

そんなコスパ重視の方に全力でおすすめするのが、後方の2列席の通路側です。
一つの機材にたった2席しかない、知る人ぞ知るプラチナシート。
疲労の度合いがまったく違うので、ぜひ一度お試しください!